千葉の歴史あるスケートパーク、浦安市運動公園スケートボード場。
通称「舞浜パーク」
僕がこのパークに初めて滑りに来たのは、17年前も前の話。
なかなかな歴史ですよね、確かオープンして20年は経つと思います。
そんな舞浜パーク、2017年3月にリニューアルされ、面積が3倍くらいに拡大されました。
これももう、5年近く前の話なんですね。
時が経つのが早いです…
昔は、この赤い線より手前の部分しかなかったんですよね。
一見狭いかと思いますが、狭い分集中ができるし、スケーター同志の距離も近く、無料で利用できて、アットホームで滑りやすい環境でした。
現在の舞浜は、広くなった分昔のようなアットホーム感は若干薄れてしまった気がしますが、かなり雰囲気のあるパークになりましたね。
リニューアルされたこの舞浜パーク、初心者〜上級者の共存バランスが非常に良く、かなりおすすめ。
「パークで滑ってみたいけど全然上手くないし行く勇気がない!」というスケボー初心者や、「舞浜パークが気になっているけど、重い腰が上がらない!」という方に読んでもらえたらと思います。
舞浜スケートパークのマップ
この記事を書いてたらなんとなくマップを作ってみたくなったので、唐突に作ってみました。
エリア分けしてみるとこんな感じ。
こうマップにしてみるとなかなか面白い形。
入り口は1箇所しかなく、柵で囲まれています。
緑の部分は芝生ですね。
この記事は、このマップと照らし合わせて読んでみるとパークで滑る妄想がしやすいと思います。
それでは行ってみましょう!!
旧エリア
舞浜パークの大元となっているこのエリア。
このエリアはリニューアルされず、昔のまま残されています。
広くなったというのに、僕は相変わらずこのエリアをメインで滑ってしまいます。
そして、昔から通ってるローカルの方たちも、結局このエリアが好きなかんじがありますね。
旧エリア入り口付近はフラット練習に最適。
① 2段ボックス
このエリアでとりあえず試したくなるのがこの2段ボックス。
オーリーtoマニュアルの練習にもってこいの大きさです。
面積も広いので、非常に遊びやすいです。
② アールtoアール
これの呼び方はアールtoアールでいいのか?
コーピングがないアールです。
初心者の方がドロップインの練習に使われているのをよくみますね。
上級者の方はビヨーンとオーリーして遊んだり、なんだかアクセント的なセクション。
両サイドには、30センチと40センチのボックスが添えられています。
③ コンクリートランプ
このパークで唯一謎のセクション。
パークが出来た当初、ファッ●ンランプとか呼ばれてたと思います。
これ、何アールなんでしょうね。
非常に急なアールで、ランプトリックなんてまともに出来ません笑
スケボーを知らない人が設計した感じです。
しかし真剣に挑んでみると、街中にある建造物感覚で、なかなかハードコアに遊べて面白いです。
ランプの両サイドには、四種類のバンクがあります。
④ ミニランプ
こちらは入り口を入ってすぐ目の前にあるミニランプ。
よく見るカラーのよくあるやつです。
ランプ以外にも、ランプボトムでグラインドの練習をしたりします。
練習するのにちょうど良い高さなんですよね。
ついでに、ランプ手前に見えるのが、角と丸のフラットレール1本ずつ。
このレールは大体いつもこの辺りにあります。
ニューエリア
続いてニューエリア。
ストリート感あってなかなか雰囲気出てますね。
海外のパークというか、もはやスケートスポット化している海外のどこかの広場のよう。
写真に写っている部分はコンクリートですが、外周はアスファルトの地面なんですよね。
まずは、旧エリアを右奥に進んだ入り口(赤丸のとこ)から、セクションを順番に見ていきます。
⑤ ウッドデッキセクション1
旧エリア右奥から入ってすぐに見えるが、こちらのウッドデッキセクション。
正式名はよくわからないので、適当に名付けました。
両サイドのキンクレールは、キンク部で横に開いてるので、なかなかクセ強。
とりあえず、デッキをごろごろならして降ってみましょう。
⑥ ウッドデッキセクション2
こちらはゆるーく湾曲しているウッドデッキ。
両サイドにはコーピングがあります。
侵入口は段になっているので、オーリーtoマニュアルで降ってみたり、コーピングにかけてみたり、ウッドデッキ1よりは遊べる感じだと思いますします。
⑦ ウォール
ウッドデッキのすぐ横にあるウォール。
丁度いい角度が付いていますね。
⑧ スラッピーカーブ
ウォールの先にある、折れ曲ったスラッピーカーブ。
高さは丁度いい感じです。
スラッピーはこのセクションでなくても、ニューエリアの端っこどこでもで出来ちゃいます。
⑨ パーゴラベンチエリア
スラッピーカーブの先にあるこちらのエリア。
適当にパーゴラベンチエリアと名付けさせていただきました。
ここは、脱初心者の集中スポット的なところですね。
見ての通り、組コーン、30センチ角レール、コンクリベンチが揃っています。
ちなみに、横断歩道を渡って柵を超えた向こうにトイレがあります。
⑩ キンクレールエリア
パーゴラベンチ正面にあるのは、キンクレールが際立つこちらのセクション。
頂上から、5、4、3段とステアがあり、脇にはバンク。
写真左は角度のついた花壇レッジと、右側バンク脇に花壇レッジ。
レールの高さはこんな感じ。入りはフラットなんですよね。
角だしキンクに挑戦しやすい形のレールかと思います。
隣に見える角度のついたレッジでは、グラインドからレッジを滑り降りるといった感じでちょっとひねりのあるグラインドが楽しめます。
⑪ ハンドレールエリア
キンクエリアより右隣にあるのは、シンプルなハンドレールがついたエリアです。
頂上の5段ステアを下り、隣よりリーチ長めで5段ステアと丸のハンドレール、そして広めのバンクがあります。
両脇には花壇レッジです。
レールの高さはこんな感じ。普通にハンドレールですね。
ハンドレールは短めなので挑戦しやすいと思いますが、ちょっと勇気いります。
⑫ 4段ステア、ロングレッジ
シンプルに幅狭めの4段ステアとバンク。
しかし、ここのエリアの特徴は、奥に見えるロングレッジです。
セクション頂上から長ーいグラインドを楽しめます。
⑬ 頂上エリア
頂上はこんな感じ。
バンクと様々な幅のステアが交互に並んでいます。
頂上エリアの目玉はこちらのマニュアル台。
降りる時の高さが気持ちいいです。
⑭ バナナバンクエリア
バナナバンクと呼ばれているこちら。
ステアエリアからやってきたスケーター達を緩やかなアールで優しく受け止めてくれる存在…。
結構大きくて迫力あります。
寄ってみるとこんな感じ。
ステアとバナナに挟まれてこちら。
木をぐるっと囲んだ傾いた富士山みたいなバンクです。
斜めにカットされているので、低い方を攻めれば初心者も扱いやすいです。
⑮ バナナの裏側
バナナの裏側はアスファルトで舗装されたフラット。
パーゴラベンチから真っ直ぐ進んだエリアになります。
バナナの背は角度がついてるので、ウォールの練習になり、芝生の縁戚でグラインドも。
さらにバナナを抜けると…
コンクリベンチがあり、ゴリゴリグラインドが楽しめます。
個人的にはこのベンチ、なんか掛けずらくて苦手。なんでかはよくわかりません笑
そして、この先のちょっとしたワインディングロードを抜けると…
旧エリアのランプ脇に出てくるんですね。
ちなみに、ニューエリアの入り口には、車に追突されたかのような斜めポールが2本ずつ設置されています。
ポーリーが出来ちゃいます。
セクション紹介は以上です。
舞浜スケートパークの全体的な滑りやすさは?
こう一つ一つ書いていくと、なかなかのボリューミーなパークですよね。
旧エリアとニューエリアで表情もだいぶ違います。
フラットスペースが多く、コソ練に適したエリアもあるので、初心者から上級者まで、かなり共存しやすい環境かと思います。
特に平日は空いているので、余裕たっぷり。
しかし、土日祝日はかなり混みます。
ニューエリアにはスケボーに加え、BMXやMTBの方たちも結構集まってくるので、ちょっと滑りにくかったりすることも。
まあ広くて色々あるパークなので、混んでいても、自分がしっくりくるスペースで楽しく滑れるかと思いますよ。
ヘルメットなど、ルール等
まずパークへ入るのに、パーク入り口手間にある受付で書類を書いておじさんにお金を払います。
この時、時間以外のルールはとくに言われません。。
パーク入り口にある注意事項看板をみると、ヘルメットプロテクターは必ずつけて下さいとありますが、皆基本的につけていません。
完全に任意です。
舞浜スケートパークへのアクセス、駐車場
千葉県浦安市舞浜2ー27
場所はなんとディズニーシーの真横。
滑っていると、パレードの音とか聞こえて来ます。
パークから徒歩5分のところにショッピングモールのイクスピアリもあります。
しかし、最寄りのコンビニはちょっと遠いので、向かっている途中で買い出しか、施設の売店を活用するのがいいかも。
車で行く場合
車の場合は体育館の無料駐車場があります。
結構広い駐車場ですが、施設全体の駐車場になりますので、土日はたまに並んだりすることもあります。
電車の場合
舞浜駅
徒歩10分
時間、休業日
5月1日〜8月30日:9時〜19時(土日祝は7時〜19時)
9月1日〜4月30日:9時〜17時
休業日:年末年始(12/29〜1/3)
パークに外灯が設置されていないので、日が出ている時間帯のみ利用できます。
年末年始は休みなので注意です。
利用料金
市内小・中・高校生、65歳以上、障がい者:4時間110円
市外一般:4時間330円
市外小・中・高校生、65歳以上、障がい者:4時間160円
※小学生未満は無料
4時間制で、一般の方は浦安市民のプラス50%の金額です。
市営なので安いです。
しかし、リニューアル前は無料で何時間でも滑れました。
まとめ
はい、こんな感じで書かせていただきましたが。
まとめてみると舞浜パークは、初心者にとってはフラット多めでリラックスして滑れて、中級、上級者にとってはセクション多数で滑りがいあり!と言った感じでしょうか。
子供も練習しやすい環境かと思います。
パークデビューに最適!
ぜひ行ってみてください!
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